香港国際空港で乗り継ぎの際の食事

 香港国際空港内には到着ロビー側と出発ロビー側にそれぞれ、飲食店が設置されている。
 到着ロビー側の設置店舗数は数えるほどしかないが、出発側には多くの飲食店が店を出し、フードコートを形成している。

香港国際空港のフードコート入り口

香港国際空港のフードコート入り口

 内容としては、中華系の軽食が多いが、マクドナルドなどのファーストフード、あるいは新宿さぼてん(とんかつ)や味千ラーメンなどといった和食も軒を並べ、ほぼ深夜までフル稼働で営業しているが、メニューは時間帯によって入れ替えている店もあるようである。
 価格としては30~150 HK$が中心で、しっかり食べるには最低でも50HK$程度は必要でとんかつ店のメニューは軒並み120 HK$を超える。
 また店員の言葉は、おおよそ英語、中国語(北京語・広東語)が中心で、日本食のお店なら日本語も若干通じるようである。

香港国際空港の新宿さぼてん

香港国際空港の新宿さぼてん

香港国際空港のマクドナルド

香港国際空港のマクドナルド

 各店舗では概ねクレジットカードなどで支払いができるが、一部でカードが使えないお店もある
 また国外紙幣での受け付けも行っており、換算比率が示されているが、ややレートが悪いのでできる限りカードあるいは、香港ドル現金での支払いが理想ではある。

香港国際空港のレストランのメニュー

香港国際空港のレストランのメニュー(常に入れ替わる)

 食事は共有スペースのテーブルを利用することになり、ファミリーの場合はテーブル席、個人の場合はカウンタースペースが利用できるようになっている。
 
 さて、今回試しに「大家楽」というお店の一番安いランクの蝦ワンタンメン(35 HK$)を頼んで、どの程度の食事となるか試してみることにした。
 (ちなみにこのお店ではクレジットカードが使えない)
 で、出てきたのが写真の麺である。

香港国際空港での大家楽の蝦ワンタン麺

香港国際空港での大家楽の蝦ワンタン麺

 シンプルな食事ではあるものの、味のほうはそれなりにいけ、さすがに香港市内の本格てなものには及ばないと思われるが、空港で食べるものとしては十分満足で、蝦にも歯ごたえ感がある。
 ただ、惜しむらくはボリューム感にやや欠けることで、大人の男性だと物足りないかもしれない。
 でも飛行機の乗継ぎ時間待ちの人にとっては十分ともいえる。

 ただ残念ながら、このお店は上述の通りクレジットカードが使えないので、乗り継ぎの食事のためにわざわざ香港ドルを用意するのも勿体なく、カードで決済したいなら別のお店での食事を探すことになる。

 こんな香港国際空港の食事事情となっている。

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香港国際空港でのWIFI接続と電源の注意

 香港国際空港は、欧州・豪州・東アジアの接点に位置するためにアジアや世界の航空会社が集まってきており、乗り換え客も非常に多い。
 特に香港国際空港を拠点とするキャセイパシフィック航空(CX)とその子会社の香港ドラゴン航空(KA)が香港国際空港を接点として各地を結ぶ旅客運送を行なっているため、ロビーで乗り換え便を待つ旅客も大勢いる。

香港国際空港の出発ロビー

香港国際空港の出発ロビー

 その流れは深夜でも途絶えることなく香港国際空港は24時間稼働を続ける。

 こういった乗り換え客のために、香港国際空港では無料のWIFIと電源が用意されている。

香港国際空港の電源スタンド

香港国際空港の電源スタンド

 WIFIはほぼロビー全域をカバーしており、各自のノートパソコンやスマートフォンのブラウザを立ち上げ、利用規約に同意するだけですぐに利用できる。
 ただし、やはり公共WIFIであるため暗号化などは全くなく、銀行取引など大事な情報のやり取りは避けたほうが良い。
 またこのWIFI通信と同時に無料電源も提供されている。
 ただし、ここで気を付けなければならないのは、電圧とプラグ形状の問題。
 USB電源供給もあり、スマートフォンへの充電はそれほど不便を感じないと思われるが、問題はAC電源であり、香港国際空港のAC電源は旧統治国のイギリスの影響もあり、電圧は220Vで周波数50Hzで、プラグは現在(角3ピンのイギリスタイプ)に統一されている。

BFタイプからの変換プラグ

BFタイプからの変換プラグ

 このため、日本のノートパソコンなどを持ちこんだ場合は、日本製品はA型プラグであるのが通常で、香港国際空港の電源コンセントをそのまま利用することができない。

 従って、変換アダプターを用意する必要があり、香港国際空港を乗り継ぎのために利用して第三国に出国する場合に目的地のプラグ形状ばかりではなく、この乗り継ぎ時間用の変換プラグも配慮が必要となる。
 ちなみに、香港国際空港の免税店(電化製品店)ではこの変換プラグを販売しており、120HK$(約1800円)ほどで購入できるため、万が一準備を忘れても緊急購入は可能である。

香港国際空港の電気製品の免税店

香港国際空港の電気製品の免税店

 また電圧に関しては、近年のノートパソコンやスマホのAC電源は大方100~220Vの電圧に対応しているのでこれらの製品の充電などに関してはほとんど心配いらないが、例えば電動歯ブラシなど電圧対応していな機種もあるので、注意が必要である。
 さて、実際にこれらの電源を利用してみると、まず電源の設置個所はそれほど多くなく、搭乗口1か所につき、充電スタンドは1か所に満たない設置状況となっており、数量的には不足している印象でさらにUSB給電も故障している場所がところどころあった。
 よって使用可能な電源の場所に利用客が集中していて、空きを探してうろうろしなければ満足に電源供給できないといった状況となっていりる。
 従って長時間の乗継滞在の場合は、空港内の端っこへ移動しなるべく利用可客の少ない場所で時間を過ごすのが賢い時間の過ごし方だと思われる。

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香港国際空港から内地(大陸側)への乗合いタクシー

去年のことであるが、香港国際空港から内地(大陸側)に移動する深圳に移動するのに乗合いタクシーを利用してみたことがある。
乗り場は香港国際空港のT2(第2ターミナル)の1階にあり、航空機を降りてゲートを出てきたお客であれば、エアポートエクスプレスの駅のホームの下を潜ってT2側へ抜けた場所にある。

香港越境バスの乗車ゲート

香港越境バスの乗車ゲート


乗り場にはチケット売り場も併設され並んでいるが、複数の会社が大陸へのバスや乗合乗用車を運営しているらしく、運営会社ごとに窓口が分かれている。

香港越境バスのチケット売り場

香港越境バスのチケット売り場

各窓口には香港に隣接する広東省のほとんどありとあらゆる場所の地名が窓口にそれぞれ示されており、明確な時刻表らしきものもあまりなかったので、直接窓口を訪ねてみた。
事情が分からず窓口で深圳と言ってパスポートを示して、渡されたのが写真の切符で、価格は220HK$で購入時から約15分後の出発である。

香港国際空港から深圳へのチケット

香港国際空港から深圳へのチケット

さらに写真のようなシールも手に貼られた。

香港越境タクシーのシール

香港越境タクシーのシール

どうやら、私の買ったこの越境チケットは、日本の片道ツアーバスのような「ツアー商品」扱いのチケットだったようである。
そして、案内されたのが、写真のような乗用車であり、どうやらここに客を5人乗せて運ぶとのことであった。

香港からの越境タクシー

日本のトヨタの乗用車だった。

当初はバスに乗るつもりだったのでちょっと面食らったが、何事も体験だと思い、そのまま乗り込んだ。
乗り込み時に運転手からパスポートを提出するよう言われ、乗客全員のパスポートが回収され、自分の国籍を晒すことにちょっと緊張する。
まあ香港に日本人に対して悪い国民感情があるとは思えないが、これから向かう内陸部では、どんな考えの人がいるかは分からない部分もあり、隣あった人が日本人にどんな国民感情を抱いているかわからないからである。
香港国際空港に降り立ってわざわざ乗合いタクシーで大陸に移動する日本人などそんなに多くはないと思え、日本人であることがどう見られているかについて分からないまま、やや心細い思い状態で乗ることになる。
ほかの人のパスポートを見ると半分は大陸の人間だったが、韓国人も1人混じっていたようである。
さて前の助手席に2人、後部に3人と言うキュウキュウの状態で、自動車は走り出した。
車自体の乗り心地は決して悪くないはずだが、さすがに5乗の状態は非常に狭苦しい。

高速道路をひたすら走り抜け、45分ほどで香港の出境ゲートに到着する。
ここで運転手がイミグレの係官に乗員全員分のパスポートを渡したが、我々乗客側は車から降りずともよいようで、係官がパスポートの写真と顔を見ながら視認でチェックし、どうやら出国手続きは完了してしまったようである。
一応イミグレなのだからもっと重々しい手続きがあるのかと思ったが、あっけないほど簡単であった。
この時点でパスポートが各自に返却される。

そして車両がそのまま前進すると、今度は深圳の大陸側のイミグレに到着する。

無事に深圳に到着

無事に深圳に到着

ここで乗客は車両から下ろされ、入国(入境)手続きをするように指示される。
このイミグレには、一応国境らしく小さな免税店もあるがあまり大したものは売っていなかった。
入境手続きは、簡単すぎた香港の出境手続きと対照的に、入国カードとか関税小申告書などをしっかり書かされ、荷物検査もカバンを開けさせられるなど結構しっかりやられた。

香港からの密輸入などが横行しているので、こういった水際でしっかり検査をやっているのだろう。
さて、イミグレの手続き場を出た途端に旅行会社の社員に呼び止められ、旅行会社の待合室へ行くように言われた。

どうやら香港国際空港から同乗してきた人たちは、全員同じ目的地という訳ではなく、この深圳のイミグレを拠点に振り分けられるようである。
逆に香港側からも、香港島や九龍半島からやってきた乗客も別にいるようで、ここで私と同じ目的地の乗客と組み合わされるなど、乗客の組み換えが行われ運用されているようであった。
つまり香港と内地で通し運転が行われているのではなく、深圳のイミグレをハブ拠点とした、接続運用が行われているのである。
どうやら香港国際空港での案内表示や時刻表表示の分かりにくさの原因がここにあったようである。
待合室で待たされること20分程経ち、ようやく運転手と他の乗客がやってきて深セン市内に向かう事になる。

風景が香港側とかなり変わったなと言う印象で、運転マナーも大陸側よりはやはり荒かった。
やがて車は羅湖の駅のそばに到着し、運転手とさよならとなった。トータルの所要時間としてはやはり2時間くらいを要した越境乗合いタクシーであった。

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