北京大興国際空港が本格稼働、1日280便体制に:中国空港関連ニュース

 北京市の北京大興国際空港が航空冬ダイヤのスタートによって、本格稼働を始めたと北京青年報が伝えている。
 北京大興国際空港によると、国際的な航空ダイヤが10月27日より冬ダイヤに切り替わったのを契機に、先月9月25日に開港した北京大興国際空港に各航空会社が移転し稼働を始めたとのこと。
 北京首都国際空港で運営していた航空会社のうち、中国南方航空(CZ)、中国東方航空(MU)、中国国際航空(CA)およびポーランド航空(PO)、フィンランド航空(AY)が、今後、北京大興国際空港と併せて離発着するとしている。
 また既に就航していた中国聯合航空(NK)と、北京首都航空(JD)、河北航空(NS)、吉祥航空(HO)、英国航空(BA)、ロイヤルブルネイ航空(BI)、ヒマラヤ航空(H9)が、北京大興国際空港にのみ発着する。
 このほか、アイフライエアラインズ(I4)が今年12月18日から。マレーシア航空(MH)が2020年1月1日から、ロイヤルエアモロッコ(AT)が2020年1月17日から乗り入れることになっているとのこと。
 この秋冬ダイヤ稼働により、北京大興国際空港の就航路線は118路線、週1952便で1日当たり279便となり、このうち国内線が102都市104路線で週1794便を占める、
 北京航空管制局のまとめによると、北京大興国際空港への航空便移管により北京首都国際空港の1日の離発着は1670回となって、この春夏季より5%減少したとしている。

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