広東省広州市の広州白雲国際空港のT3ターミナルと第5滑走路が2025年10月31日に正式運用を開始したと南方網が伝えている。
広州白雲国際空港によるとT3ターミナルは3総建築面積42.2万平方米、第5滑走路はT3ターミナルの東側に3600mX45mのE規格で建設され、B777やA350などの大型機に対応可能な設備を整えている。
この運用開始により、広州白雲国際空港全体で年間旅客1.2億人、貨物取扱キャパ380万トンを備え、世界トップクラスの規模へ達することになる。
今回のT3運用開始により、同空港を発着する中国国内線のうち中国東方航空(MU)、上海航空(FM)、中国聯合航空(KN)、吉祥航空(HO)、奥凱航空(BK)の発着はT3へ移行されることになるが、中国東方航空の国際線は当面T1発着に留まるとしている。
またT3の運用開始に併せて、地上交通の運用も開始されるが、T3への地下鉄線の直接の乗り入れはなく、既存の高増駅(3号線・9号線)から公共バス、或いは機場北駅(3号線)からターミナル間シャトルバス(24時間運行)を利用する必要があるとのこと。
或いは都市間鉄道の広州東環城際鉄路を利用して白雲機場北駅(T2)、白雲機場南駅(T1)より白雲機場東駅(T3)へ移動することも可能となっており、さらに恵州や東莞、肇慶、佛山、清遠方面から直接T3へ乗り入れることが可能としている。
ただし広州市中心部方面へ通じる計画はあるが、現時点では開通していないため注意が必要。
このほかT3から西客運站へのリムジンバスも運行されるとしている。
空港側では、各ターミナル間はそれぞれ離れているため、利用客は出発ターミナルを確認の上、時間に余裕をもって到着してほしいと注意を呼びかけている。

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