前回、上海虹橋国際空港内で無料の電源を探した時の続きである。
上海虹橋国際空港内で無料という形で、コンセントが露出している箇所はその他に幾つかあった。
ただし、ベンチのそばにあるわけではないので、携帯やパソコンの充電を行なおうとすると少々難儀する場所であり、果たしてそこで堂々と充電していても良いものか迷うような場所となっている。
一応ご参考までに紹介しておくと、まずT2で発見したのが前回無料電源があったベンチの正面にあるEカウンターとFカウンターの建物の脇の壁である。
ここに荷物カートを置いてパソコンを繋いでいた人を見かけたので通電は問題なく充電は問題なさそうだが、やはりちょっと使いずらい。
結局T2で完全無料電源として見つけたのは前回のベンチの場所とここ、それがEとFカウンターにそれぞれあるので、計4カ所となるが、トータルでもこれだけのようである。
ただこれは完全無料にこだわった場合の話で、飲食店に入って飲み食いの費用を払ってもOKという事ならば、もう少し幅が広がる。
まずT2出発階の中央付近にあるSUBWAYで、SUBWAYは日本にもあるサンドイッチチェーンでご存知の方も多いと思うが、店員と客が一緒に移動してサンドイッチを作るあの店である。
ここのお店は店内は狭いがベンチの足元に電源を発見できて、利用できそうである。
この店だと飲み物込みで30元程度の出費ということになろうか。
そしてもう一軒が出発階のチェックインカウンター中央部を背にして上海虹橋駅方面へ進んだ先にあるカフェ店である。
ここは客席の足元に完全に電源コンセントが露出しているため、スタバ同様にノートパソコン持込み客をターゲットにしている印象で、ここだとコーヒー1杯30元程度からとなる。
と2軒の店で電源を発見したが、T2全体でも電源を取れる店は、結局この2軒しか発見できなかった。
なんとまあT2では電源環境が非常に限られているということが今回判明したわけで、ゲート内に入ればもう少し利便性は増すとは思われるが、新しく近代的な建物の割には意外と不便な空間だなというのが、今回電源を探していて感じた感想である。
有料でもいいので電源の提供はもう少しあって然るべきであるように感じる。
まあこんな状況なので、ついてと思いT1にも移動して調べてたところ、まずは国内線のAエリアの飲み水機とゴミ箱の間に僅かばかりコンセントが露出しているのを発見した。
その他も結構くまなく見て回ったが、やはりあまり便利とは言える状況ではなく、T1で完全無料で利用できるのはここだけのようである。
ただしT1の場合は、飲食店も含めてチェックすると、マクドナルドとケンタッキーを除くほとんどの飲食店に電源コンセントが備えてあった印象になる。
もちろん、どの席にでもあると言う訳では無さそうだが、清掃時に掃除機を繋ぐための電源と思われる電源コンセントが幾つかあったので、飲食で利用すれば充電は可能な環境になっていた。
そして有り難いことに、その電源コンセントはコンビニのローソンにもあった。
一応、店内で買った物を食べるためのカウンターの下にあるので、せめて飲み物1本だけでも買ってから利用した方が良いと思われるが、まあ水1本2元で純電出来るなら飲食するよりは割安である。
パソコンやスマホなど用途によってそれぞれ充電に必要な時間が違うと思うが、これらの電源の場所を覚えておけば、万が一の時に緊急避難的に役に立ちそうだという気がする。
まあ空港利用者と言っても、私のように必ずしも飛行機に乗らない人もいるので、空港施設サービスとして電気を無料提供するのは空港としてややケチな料簡が働くのかもしれないが、有料でも電池が切れて困って必要な人はいると思うので、いまや空港の必須の設備として整備が進んでほしいものである。
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