合肥新橋国際空港その5「タクシーも知らない新空港」


新空港到着の余韻をいつまでも味わっていたかったが、既に時刻は午前1時近くとなっており、空腹と眠たさの足音が聞こえ始めたので、早々に切り上げて市内に向かった。

まあ開港初日のリムジンバスであり、ろくろく資料の無い中で何とかリムジンバスのコースを記したニュース記事を見つけたものの、全く土地勘のない未踏の地であり、実際市内のどの場所に停車するかは分からないまま少々ギャンブル気味に事前にホテルを予約してきたが、長年の旅行勘というものは我ながら凄いもので、なんと予約したホテルの200m程先にバスは止まってくれた。

これで見知らぬ土地を雨の中彷徨わずに済み、すぐに暖かいシャワーで汗を流すことが出来た。
そして念のためと上海から持って来たカップ麺が役に立ち、空腹に悩まされることなく床に就いたのである。

さて、次の日は実は合肥から空路で青島に行くことになっていた。
午後の便を予約してあり、午前中はホテルでネットをつないで何やかんやと仕事に関することを処理していたら結構出発がギリギリになってしまい、一旦はリムジンバスの起点に行ってチケットを買ったものの、どうにも出発時間に間に合わない時間になりそうだったので、結局タクシーで空港に向かうことにした。

合肥新橋国際空港へのバスはここから出る

合肥新橋国際空港へのバスはここから出る

しかし開港したての空港のため、捉まえた最初のタクシーが空港の場所を知らないという事態が発覚し、慌てて空港の場所がわかるタクシーを探して何台ものタクシー捉まえて尋ねてみるという事態に陥った。
そしてようやく行ってやると言ってくれたタクシーが現われ何とか空港に向かうことが出来たのであるが、その運転士もやはり空港に行くのは初めてのことだったようだ。

まあさすがに空港への道順は標識が整備されていたのでそれに従えばよく、途中は綺麗に整備された道ばかりで迷うことはなく車も少なくスムーズだったが、運転手も初めてだという空港に着くまで、いったい幾らかかって、どのくらいの時間がかかるか皆目見当もつかぬまま空港へ向かった。

開港したての空港の場所を知らなかった。

タクシーは開港したての空港の場所を知らなかった。

結局40分ほどで空港に到着し、高速料金と合せて100元の出費となり前日の無料で得した分が飛んでしまった形となったが、出発まで50分ほどあり、まあ何とか間にあった。

運転手も遠かったなぁ、という感想を言っており、空で帰るのはもったいないので、到着客を拾いに行くよと言い残しつつ走り去って行った。

燕の翼のような曲線の外観

燕の翼のような曲線の外観

そして本来なら昼間の空港の写真をもう少し撮影するつもりだったが、今回その時間は無くなり、午前中に行われたらしい開港式典のステージを横目に見つつ、そそくさとチェックインし荷物検査場へ向かうことになったのである。

大きく開港を祝う文字が書かれている。

大きく開港を祝う文字が書かれている。

(つづく)
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