青島流亭国際空港その1「フランクフルトに沸く?」

様々なトラブルを乗り越えて、ようやく定刻より1時間遅れて合肥新橋空港をあとにすることになった。
合肥新橋空港では、開港したばかりということもあり飲食店設備も余り充実しておあらずかなり割高感を感じたため、朝から何も食べていない状態でかなりの空腹にも関わらず食事を取らず搭乗することになったのである。

 まあ短時間のフライトではあるが、機内で何らかの食べ物が出ることを期待しての対応でもあったが、実際機内で出たのはなんとたったクッキー1パックと飲料類であった。
 とはいえ、空腹状態の自分にとっては何にも出ないよりはマシで急いで腹に入れ、とりあえずは落ち着いたが空腹を解消するには至らない。
そして1時間10分のフライトであっという間に青島流亭国際空港に到着する。
私にとっては初青島上陸である。

緑色というのが青島らしい?
緑色というのが青島らしい?

着陸してみて、やはりと言うか当たり前と言うか、少々古い設備の空港だなと言うのが最初の印象だった。
まあ今回開港したての合肥空港から来たのだから尚更なのだが、青島の街が古くから発展してきたことを感じ取れるような一時代前のデザインの空港である。
航空機を下りて到着ロビーに出てもその印象は変わらず、化粧板の床や太い柱、やや低めでパネル張りの天井、木の扉などが一時代前に作られたという雰囲気を醸し出している。

一時代前の建築スタイルだ
一時代前の建築スタイルだ

さて空港の中を出口に向かって歩いていくと、やたら目に着くのがフランクフルト便の就航を知らせるパネルで、3月よりルフトハンザ航空が青島から瀋陽経由でフランクフルト便を週3便させたとのこと。
またフランクフルト経由で欧米やアフリカなど世界400都市までのチケットが通しで帰るとの謳い文句で空港としては積極的にPRしたいとのことらしい。

世界400都市へ通しで行けるようだ。
世界400都市へ通しで行けるようだ。

確かに現在の青島流亭国際空港からの国際線はアジア路線が主で、ロスにCAが飛ばしているものの欧州便は飛んでいなっかった。
青島と言えばドイツの旧租界地でドイツとの結びつきが強い土地だから、今回が史上初の欧州便ということもないと思うが、少なくとも現在は唯一の欧州路線でルフトハンザのネットワークで世界へ繋がる空港と言う印象を与えるべく、積極的に就航を祝うパネルが目につく。
まさにフランクフルト線就航に沸いているのが青島流亭空港の現在ブームである。
(つづく)
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