先日、日本から帰って来た時の話である。
成田からのデルタ航空に搭乗して、機体は上海浦東国際空港の東側滑走路を南から進入して着陸したのだが、その後に実は機体が迷走する事態が発生した。
機体は着陸した後に滑走路をそのまま走り続け、第2ターミナル中央付近のエプロン前のゲートからグランドスペースに入って行った。
そこまでは良かった。
しかしそこからちょっとおかしくなった。
機体はそのまま左にハンドルを切って、左側の登場口に向かおうとしたのだが前方にプッシュバック中の別の機体の姿がちらっと見えた。
ひょっとするとプッシュバックが終わって出て行くまでストップかなと思っていたら案の定、機体が止まった。
私が座っていたのは窓際の席だったが、当然前方の様子は分からないが、プッシュバック待ちのようである。
ところがである。
ある程度の時間が過ぎても機体は一向に動き出す気配を見せない。
これはどうしたものかと待っていたところ機内放送があり、
「ゲート変更がありそのため停止しております、、、云々」と伝えてきた。
うーんどういうことだろう?
暫く待っているとようやく機体がスルスルと動き出した。
ああようやくかと思っていると機体はターミナルの端まで行ったところで、何とターミナル側ではなく滑走路側に向かって左へ向きを変えた。
「なぬ?」
突然のことに起きている事態が呑み込めなかった。
まさか飛び立つわけでもあるまいと思っていたところ、機体はそのまま再び左に向きを変え誘導路を走り始めた。
つまり空港内の誘導路で一周してしまった形になったのである。
そして再び先ほどの中央ゲートに入り、今度は右へハンドルを切った。
結局69番ゲートに機体は停止した。
まあ大きな事故にはならなかったものの、恐らくこれは管制の指示ミスかなと思われ、
ひょっとして新人の管制官だったのかもしれないが、随分恰好悪い飛行機の迷走となってしまったのである。
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