台湾桃園国際空から台北へのMRTは6度目の開業延期に:中国空港関連ニュース

 台湾桃園国際空港から台北市内への足となる桃園国際機場捷運が今年3月中の開業を断念し6度目の開業延期となったと華夏経緯網が伝えている。
 この「桃園国際空港MRT」は台北市内と桃園国際空港を結ぶことを主目的に、台北駅(台北車站)から桃園国際空港を経て、高鉄(台湾新幹線)の高鉄桃園駅、中壢駅へ至る全線53.7キロの軌道交通線。
 台湾交通部高鉄局によれば、システム試験と運行試験が既に実施されているものの当局の求める基準を満たせていないため、開業の見通しが立ってないという。
 このため当初伝えられていた3月末の開業は事実上不可能になっているとのこと。
 関係者によると、約束の水準で派、台北駅から桃園機場第一ターミナル駅まで所要35分、運行間隔3分15秒を求めているが、現時点では所要37分、運行間隔が3分15秒となってしまっているという。
 これらなどにより、運行試験で要求されている46項目のうち6項目が未達成の状態になっているとのこと。
 このため、システムを担当する日本の丸紅などの関係者は改善を急いでいるが、場合によっては開業が年末あるいは年明けまでの延びる可能性があるとしている。

 この桃園国際空港MRTは当初は2010年の開業がアナウンスされていたが、度々のトラブルにより6度の開業予定発表が実施されずにされてきたと伝えられている。

建設中の桃園国際空港MRT(2012年秋頃)

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