香港国際空港が来年2016年から第三滑走路の建設を開始するのに伴い、旅客から180HK$程度の空港建設費を徴収する方向で検討が行われていると南方都市報が報じている。
香港国際空港空港の第三滑走路建設を協議する検討会によると、現在すでに二本の滑走路が飽和状態となっているが、空港競争力維持のためには第三滑走路の建設が不可欠とされている。
ただ建設には1415億HK$が見込まれていることから、一部を利用客から建設費を徴収で賄う方向で現在検討が行われており、1人あたり180HK$の金額が想定されているとのこと。
現在の計画では2016年の建設開始と同時に建設費の徴収開始が予定されており、2023年の滑走路完成まで続けられる見込みだとしている。
ただ、建設費の徴収は利用客の負担が大きくなることから香港政府では徴収額の低減を要求しており、具体的な徴収金額はまだ未定となっているとしている。
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