台湾の空の玄関「桃園国際空港」から台北市を結ぶ軌道交通「桃園国際空港MRT(桃園国際機場捷運)」について、来年2015年3月にも建設工事を完了させ、同年年末にも運行を開始させると台湾当局が発表したと華夏経緯網が伝えている。
この「桃園国際空港MRT」は台北市内と桃園国際空港を結ぶことを主目的に、台北駅(台北車站)から桃園国際空港を経て、高鉄(台湾新幹線)の高鉄桃園駅、中壢駅へ至る全線53.7キロの軌道交通線として建設が進められており、完成すれば最高時速110キロでおよそ35分で台北駅と桃園国際空港を結ぶ予定となっている。
台湾交通部高鉄局によれば、土木工事と電気工事の進捗率は99%まで達しており、一部路線で既に走行試験測定を開始しているとのこと。
来年3月には台北駅と環北駅の区間の工事が完了し全線で試験走行が可能になるとしている。
ただ一部の専門家からは、これまでのMRT路線の例から言えば走行試験に相当な時間を要していることから、51キロもの長い距離を走る桃園国際空港MRTでは最低2年程度の走行試験が必要だとの声もあり、来年2015年末の開通は危ういのではないかとする指摘もあるとしている。
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