上海浦東国際空港の滑走路配置図
上海浦東国際空港では、更なる国際ハブ空港化のため第4・第5滑走路の建設を加速させていくことになったと新民晩報が伝えている。
上海建設交通委員会によれば、2013年9月に上海に成立した自由貿易区の設立を契機に、上海の航空運輸環境についても継続的に機能強化を行なうとし、その中で中国の「十二五」（第十二次五カ年計画）の期間中に上海浦東空港に建設中の第4第5滑走路の整備を加速させていくとしている。
現在上海浦東国際空港にはT1西側に4000mX60mの第一滑走路と3400mX60mの第三滑走路、T2東側に3800mX60mの第二滑走路のいずれも17L/35Rの方角の3本の滑走路を抱えているが、第四滑走路は第二滑走路の更に東側に平行する形で3800mの規模で計画され、年間65万回の離発着能力が想定されている。
また第五滑走路は第四滑走路の更に東の海側にやはり平行する形で3400米の滑走路として計画されていて、商用ジェットの専用滑走路として利用される計画になっている。
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