北京首都空港の上空の空域の混雑が緩和されると人民網が伝えている。
民間航空局によれば慢性的な空域混雑が続き世界のメジャー空港の中で定時出発率最低の称号を頂いてしまった北京首都空港について、28日午前零時から上空を通過する飛行ルート7方向21路線について、北京空港の空域からの分離を実施したとのこと。
これにより同空港の空域混雑の解消が期待され、定時率出発率の改善が見込まれている。
具体的には北京首都空港上空を通過して中国西北、西南地域の内蒙古の土木爾大・フフホト・包頭に向かう3路線、南方地域から大連に向かう4路線、青島から華中南部に向かう路線などがルート変更になる。
この変更された航路は飛行距離が100～200キロほど増加するが、航空燃料の効率性を考慮し、従来のルートより10％以上距離が伸びないように厳格に設定されたとのこと
これにより少なくとも毎日36便について北京首都空港上空の通貨が回避されることになり、空域の混雑が解消され、離陸待ちのケースが減少すると見込まれている。
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