7月7日(現地7月6日)にサンフランシスコで起きたアシアナ航空機の着陸失敗事故は、空港のそばに住んでいるものとしては、結構ショックを受けている。
まあ私の住んでいる場所は、滑走路に比較的近いとはいえ位置関係的には滑走路の進入方向に対して5~600m横にずれた位置であり、飛行機がよほどコントロール不能にならなければ突っ込まれるような事はないとは思う。
まあ時々着陸待ちの航空機が上空を旋回するようなことはあるので普通の場所よりはやや事故に遭うリスクが高いかもしれないが、今のところ直接被害に巻き込まれるような心配はしていない。
しかし、空港のそばということは重大な事故を目撃するようなリスクを秘めていることは、今回改めて感じることとなった。
実は今回の事故が起きる直前に、航空機の着陸速度は思ったより遅く感じるということをテーマにしてブログを書こうとしていたのだが、今回の事故により書きづらくなってしまったのである。
今回の事故の報道によれば航空機の着陸進入速度とは時速250キロくらいが規定らしく、それが190キロまで落ちたのが着陸失敗の主要原因らしい。
しかし実際空港のそばで着陸する航空機を眺めていると、そんな新幹線に匹敵するような速さは感じず、滑空するように随分ゆっくりと舞い降り印象である。
ところが今回のアシアナ機事故後から虹橋空港に着陸する航空機の進入速度がどうも速くなったような気がしてならないのである。
ここ数日の着陸速度は以前に比べ、かなり速い速度で上空から降りてくる印象だ。
実際速度計などで測っている訳ではないので心象での感想しかないのだが、カメラを構えた時に機体を追いかけるのがちょっと大変になったという気がするのである。
もしかすると単なる思い込みなのかもしれないし、気候条件によって適正な進入速度が変わるかもしれないので、そのあたりは調べてみない分からないのだが、印象としては数日前よりスピードが速くなっている気がする。
まあもし速くなっているとするなら、事故前までは接地時の衝撃を抑えるために可能な限りゆっくり降りるということがトレンドだったかもしれず、事故によって引き締められたということがあるのかもしれない。
まあこれはあくまで心象なので、間違っていても責任は持てないということでお願いしたい感想である。