先日の朝、どうにもご飯モノが食べたくなり、考えた挙句に最寄り(笑)の上海虹橋国際空港に行ってみることにした。
中国の朝食は一般的に饅頭などの点心か小吃類、或いはお粥、ワンタンなどが主流でお米のご飯を食べる習慣はあまりなく、唯一「飯団」と呼ばれる海苔巻のようなものがご飯モノであるが、あまり多くはない。
それ故、昼以降になれば日本料理店の数多くある上海でも、朝食となるとその数は限られ、お米のご飯を食べるには、コンビニのお弁当か家で自分で炊飯するほかなくなくなる。
そんな中で貴重な存在の一つが、実は上海虹橋国際空港T1(ターミナル1)にあり、先日も紹介したシャロンという日系のレストランであり、ここなら朝からご飯食が食べられる。
このT1は、日本や韓国、香港などのへの国際線が早朝から出発するとあって、朝から各レストランは営業しており、各店舗でモーニングメニューなどが用意されている。
このシャロンにもやはりモーニングメニューは用意されていて、写真の通りパンを主とした洋食系とご飯を主にした和食系、さらに中華系が用意されていたが、どのセットも60元前後(1000円程度)の価格で、朝食としてはちょっと高い値段となっている。

どの朝食セットも60元ほど

さて、本来は鮭などがついた和食セットを頼もうとしたのだが、着いた時間が遅かったためか、その和食はもうないと言われ、ご飯ものは「カレーライスセット」しか残ってなかった。
「朝食メニューにカレー?」
その取り合わせにちょっと驚いたが、結局ご飯を食べたい欲求がまさり食べることにした。
で、出てきたのが写真のカレー。

カレーとフルーツとジュースのセット

外観的にはオーソドックスな日本のカレーであり、これにジュースかコーヒー、そしてフルーツがついて60元であり、割高いなという印象はちょっと否めない。
しかし、実際に口にして食べてみると流石レストランのカレーというか、味はなかなかおいしかった。
ややフルーティーさを含んだカレーで、上海の日本料理店で作られるカレーに比べれば格段の上品さがある。
さらに心配された胃への影響だが、空腹で朝食として食べてもそんなに重いと思えるほどのカレーでは無かった。
それ故にすっきりと全部食べられたのである。
まあ、朝からのモーニングカレーというのは人に勧める程のものにはならないが、少なくともここのカレーならば、選択してもハズレとは感じないと思えるカレーであった。

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