義烏空港が年内にも対外開放へ:中国空港関連ニュース

 浙江省の義烏空港が年内にも対外開放され国際線が就航する可能性が高まったと義烏新聞網が伝えている。
 関係者によれば、義烏空港の国際ターミナルは1.34万平方米、駐機場4687.5平方米、3機分のC規格の駐機エプロンが設置され、今年4月に民航局の検収を終え、後は対外開放の批准を待つばかりになったとのこと。
 義烏空港では1991年の開港以来、1993年と2006年に渡って旅客ターミナルが拡大され、航空会社5社、21都市への航空路線が就航し、1日最大150便が離発着している。
 昨年11月、義烏空港では開港以来初めて年間旅客数が100万人の大台を突破し、浙江省で4番目の100万人越えの空港となり、中型機の乗り入れも徐々に増えつつあるとのこと。
 また1日の貨物取扱も5000トンで、そのうち90%が小荷物郵便であり、中国のネットビジネスの成長を後押ししていると言われる。
 ただ現在は滑走路など空港設備の問題で、貨物専用機の離発着が出来ず、旅客機搭載のみの貨物扱いとなっているため、貨物輸送には限界があり、今後は設備の改良が検討されているとしている。
 もし今後対外開放が実現すれば、巨大な物流基地を抱えている義烏にとって大きな前進となることが予想されており、香港やドバイ、韓国などへの直行便の運航開始が見込まれているとしている。

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義烏空港

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kodawari

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