上海市の上海浦東国際空港の第三期拡張計画において、小型旅客輸送システムの建設が検討されていると新聞晨報が伝えている。
上海浦東国際空港が先日発表した第三期拡張計画では、現在のT1・T2のターミナルの南側に、世界最大のサテライトターミナルを建設することが発表されているが、これに併せてそれぞれのサテライトターミナルへ、小型旅客輸送システムを設置する計画が検討されているとしている。
関係者によると、現在上海浦東国際空港のT1・T2合わせて70基程度のボーディングブリッジが設置されているが、近年の旅客数と離発着航空便の増加により飽和状態で、沖合い駐機場へのシャトルバス利用を余儀なくされている状況となっている。
今後第三期拡張計画が完成すれば、ボーディングブリッジは100カ所近くまで増え、シャトルバスの利用が減ることが期待されるが、サテライトターミナルS1・S2までは既存のT1・T2から2キロ程の距離となり地下鉄1区間にも相当することから、ターミナル内での移動手段の検討が必要になったとのこと。
このため、T1・T2からそれぞれS1・S2への2本の小型旅客輸送システムを設置することが検討されており、現在関係部門でどういったシステムを採用すべきかの検討を行なっているとしている。
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