重慶市武隆県の仙女山空港が年内にも着工される見込みとなり、2017年の完成を目指して建設が始まることになったと網易網が伝えている。
武隆県の関係者によれば、仙女山空港の建設計画は来月にも国家民航局や中国国際プロジェクト公司などの批准が受けられる見込みとなり、年内にも着工できる体制が整ったとのこと。
これにより、年内にも滑走路の整地などの建設が始まる見込みとなり、2017年の開港目標に向けて大きく前進することになったとしている。
仙女山新空港は重慶市武隆県仙女山鎮仙女村に建設が計画されており、仙女山鎮の中心
部から43キロ離れた標高1746米の高地に4C級の規格で建設され、2800米X45mの滑走路が設置される予定になっている。
完成後はB737、A319クラスの民間航空機による北京、広州、上海、深セン、南京へおの直行便が計画されているほか、ヘリコプターの離発着や小型救援航空機の離発着が予定されており、2020年までに年間旅客数40万人、航空機離発着回数4100回を目標としている。