タクシー不足に悩まされていた山東省の煙台莱山国際空港のタクシー事情が改善されることになったと齊魯晚報が伝えている。
煙台莱台国際空港によると、従来空港に乗り入れるタクシーは空港隣のタクシープールに10元の駐車費を払って番号札を受け取り初めて空港客待ちの権利を得られ体制になっており、空港へ送客した車両はそのまま客待ちへ回ることが出来ないルールになっていたととのこと。
近年煙台莱山国際空港では利用客が増加したものの、上記の駐車費が足かせになってコスト高を嫌ったドライバーたちによりタクシーが集まりにくい状況が生まれ、空港客にとってタクシー不足の状態に陥っていたとしている。
このため煙台莱台国際空港では3月1日から煙台市の芝罘区と莱山区のタクシーについてはこの駐車費を廃止し、無料でタクシープールを利用できるようにしたとのこと。
この政策実施により、空港側ではタクシー不足が解消されるのではないかと期待を寄せている。