寧波櫟社国際空港その2「公式サイトの説明と違うバスコース?」

この日は1月にも関わらず寧波は気温が25℃にも達するという季節外れの非常に暑い日となった。
寧波駅前の空港行きバス乗り場は完全に臨時のスペース扱いでベンチも無ければ、雨や太陽の光を遮る屋根も無く、ただひたすら太陽の下で時間を待つしかないのである。
バスの便数が多ければ待ち時間が少なく、待つのも苦にならないが、空港と駅を結ぶバスは1時間に1本程度で私がこの乗り場に到着した時は、ちょうど前の便が出発した直後で1時間程度待たなければならなかったのである。
仕方なく寧波駅周辺で休めそうな場所を探したが、生憎この日は春節の真っ最中で駅の待合室ですら空いた椅子を探すのが大変だったのである。
仕方なく、バス乗り場付近の建物に寄りかかって待つことにした。
30分以上待ってバスがようやくバスがやってきた。

到着した空港リムジンバス

しかしどうやら先客が載っているようである。
空港の公式サイトの説明資料だと、鉄道駅と空港を結ぶ単独便のような記述に読み取れたが、実際は違うようで民航售票処(興寧路91号)始発のバスが鉄道駅を経由して空港へ向かうコースになっていて、つまり市区から空港へ向かうバスは1系統しかないのである。
こうやって事実を知って空港公式サイトの文章を読み返してみてもどうにも分かりずらい。
さてバスに乗り込むと、乗り場付近で待機していた料金徴収係りのおばさんが車内に乗り込んできて、この寧波駅前から乗った乗客の分だけ料金徴収を行ない降りて行った。
つまり先行して乗っていた乗客は料金を支払い済みということのようである。
空港までは12元である。
バスが出発するとほぼ駅前の道を南下し、客運中心站という寧波の中心バスターミナルの前を通過し、地下鉄建設現場やまだ開発途中だなとおもわれる空き地も多く、雑然とた街の中を抜け、20分ほどで空港に着く。

寧波客運中心站(バスターミナル)
バスのルートから見えた寧波空港

寧波櫟社国際空港は比較的モダンな計量鉄鋼の空港ターミナルだが、到着ロビーは天井が低く、開業したばかりの寧波駅や2010年以降にオープンした他の空港のターミナルに比べるとやや一世代前の空港という印象は否めない。

寧波櫟社国際空港の到着ロビーは天井が低くやや暗い

(つづく)
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