昨年から計画が進められてきた山東省青島市の新しい玄関口となる新空港が今年2014年中にも着工される見込みだと網易網などが伝えている。
山東省青島の新空港は青島市の隣の胶州市の中心部から北東に11キロに離れた大沽河の西、東外環線の東側の胶済鉄道と胶済客運専線(高速鉄道)がそばにある場所に建設が予定され、青島の中心部からは39キロ離れた場所に設置となるとのこと。
周囲には青蘭、青銀、瀋海の3本の高速道路もあり交通環境は極めて良い場所だとしている。
新ターミナルのデザインについては、国内外の24団体が立候補した中から最終的に3つの案までに絞り込まれ、昨年秋に最終投票を行なった結果、搭乗ロビーが5方向に放射状に伸びたヒトデ型のデザインが採用されたとのこと。
空港建設の推進関係者によれば、2025年までに青島市周辺の航空需要は年間3800万人まで膨らみ、さらに2045年には5800~6000万人に達すると見込まれているとのこと。
このため第1期段階で新空港の旅客ターミナルについては、49.55万平方米、滑走路については第1期時点で3600mと3200mの2本の滑走路をターミナル両側に2200メートルの間隔を空けて配置し、ボーディングブリッジ80機分、48機分の沖合駐機エプロンを設置する計画だとしている。
また最終的にはターミナルが74万平方米、滑走路は合計4本、ボーディングブリッジ109機分、沖合駐機エプロン68機分の規模まで拡大される計画とのこと。
新空港では地上アクセスの改善も意識され、市内からバス・タクシールートの設置は無論のこと、青島市内から地下鉄や空港専用鉄道の乗り入れも計画されているとしている。
順調に行けば2014年中にも着工され2017年頃の開業を目標に工事が進められると見られている。
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