山東省の青島市では、これまで2タイプに分かれていたタクシーの料金体系が一統一されたと青島晩報が伝えている。
青島市物価局によると、現在青島市のタクシーは豪華車と普通車の2区分に分けて料金設定を行なっているが、2013年12月30日以降に更新を行なう車両については豪華車の区分を廃止し、初乗り料金を9元（現在は別途燃油費1元）に統一するとのこと。
これにより従来までの初乗り12元の豪華車は、順次姿を消していくことになるが、更新期限が来るまでは、旧料金体系で継続運用されることになり、現在青島市のタクシーは平均6年、走行距離76万キロで更新を行なっているため、まだ暫くは2つの料金体系の併存が続くとしている。
また最近、タクシーの乗り合い利用が増えていることから、発票（領収書）を分割発行対応について併せて実施する予定になっていて、メーター表示の70％分の発票が発行できるようになるとしている。
さらに長距離輸送の際の、返車費用の規定も定められ、初乗り3キロ9元、その後1キロ当たり0.7元の加算、さらに6キロ超35キロ以下までは50％の返車費加算、35キロ超100キロ以下は150％の返車費加算、100キロ超は175％の加算となり遠くへ行けばいくほど運賃が高くなる運賃体系となるとのこと。
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