四川省南充市の閬中古城空港(Langzhong Gucheng Airport)が、2023年12月17日に開港したと中国経済網が伝えている。
閬中古城空港は南充市の2つ目の空港で、南充市閬中市河渓街道朱家山に位置し、閬中市の中心部からは6.5㎞ほどの距離。
国内支線用の4C級空港と位置づけられ、設備としては2600m×45mの滑走路と7210㎡の旅客ターミナル、11機分の駐機エプロンを備え年間の発着枠は7500回、旅客キャパは65万人、貨物取扱量2000トンを見込んでいる。
開港当初は北京首都国際空港、上海浦東国際空港、広州白雲国際空港への便が就航するとのこと。
なお地上アクセスは公共バスが騰王閣公園との間で航空便ダイヤに合せて設定され、運賃は3元/人で開港翌日の12月18日から運行される。
閬中古城空港は1994年に建設開始されていたが、資金不足により2001年に工事が停止されていたが、2020年から工事が再開され最初の着工から29年かかってようやく開港の運びとなった。