先日、上海虹橋国際空港の東滑走路のさらに東側に、大きな倉庫のような建物を見つけた。
よく見ると上海市政府飛行隊と書かれている。
「飛行隊?」
その文字を見て真っ先にセスナ機でばんばん飛び立つ軍隊の様な組織を想像してしまったが、引き続き眺めていると、そこへ何とヘリコプターが下りてきて倉庫の向こうの滑走路側に着陸したようだった。
どうやら倉庫のような建物の陰にヘリポートがあるようであり、大きな倉庫はヘリの格納庫のようである。
家に帰ってGoogleマップの航空写真をチェックしてみると、見えた位置に東側の誘導路北端付近にヘリポートと思しきマークが3つと大きな倉庫が映っていたので、やはりヘリポートのようである。
また上海市政府飛行隊について調べてみると、上海市公安局所属の警務航空隊とあり、内部にはヘリが3機配備されているとなっていた。
上空から警備や災害救助などのために設けられている組織のようで、ヘリには拡声器、サーチライト、赤外線観測器、デジタル撮影カメラ、救難梯子などが装備されているとあり、万が一の時はこれらが活躍するようだ。
虹橋空港は旅客機や貨物機のような飛行機ばかりが飛び立っている空港だと思っていたが、ヘリポートがあったなんて空港ウォッチングを始めて半年以上経って初めて知る事実だった。
空港って意外と奥が深い。
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