中国南方航空(CZ)が、国際航空アライアンスであるスカイチームから2019年12月31日を以て脱退したと、成都商報が報じている。
中国南方航空は2007年11月にスカイチームに加盟したが、その後2011年6月に中国東方航空が、2012年11月には参加の厦門航空(MF)が加入し、従来の一国(地域)1エアラインの原則が崩れ、3社が加盟する状況になってしまったことから、加盟のメリットが薄れてしまう状況になっていた。
これを受け、中国南方航空では2018年11月15日に、スカイチームとの継続協議をしないことを宣言し、約1年の移行期間を経て12月31日を以て正式脱退となった。
今後は中国南方航空では、アライアンスの制限を受けずに価格航空会社と個別に提携を進めるとしている。