四川省達州河市空港が移転へ:中国空港関連ニュース

手狭になっていた四川省達州河市空港の移転予定地が決定したと網易網が伝えている。
 達州市交通局の関係者によれば、空港を移転させる理由として現在の達州河市空港は化学工業地帯からの距離が非常に近いため上空の空気の質量に問題があり、また河川との距離が非常に近いため度々の洪水により運航が出来ないことがあり、さらに滑走路の長さが2000mと非常に短く、飛行機の離発着の安全性に問題があったためとしている。
 今回新空港の移転先として決定したのは達州市南部の観音溝と達県にまたがるエリアで、達州市の中心部からおよそ19キロの地点に建設されることになった。
 計画では支線級の空港で4C規格で建設され、2600x45mの滑走路1本が設置され、旅客ターミナルの面積は1.1万平方米、駐機エプロンン7箇所が用意されるとのこと。
 現時点の見込みでは2015年に着工され2018年に完成・開港する予定だとしており、2025年までに年間の旅客数80万人、貨物取扱6400トン、年間離発着回数1万回を目標にしている。
 達州市は禁煙、中石油、中石化の二大企業が進出し、天然ガス採掘事業に数千億円を投資している。

kodawari

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