広東省の広州白雲国際空港からマカオ国際空港へ、ヘリコプターによる旅客輸送が9月末から開始される見込みだと南方都市報が伝えている。
広東省機場集団によれば、広州白雲国際空港からマカオ国際空港へのヘリ路線の試験運営権を取得したとし、早ければ9月末から運行を始めるとのこと。
これまで、広州とマカオの間は距離が近いため航空便は存在しなかったが、珠海デルタの高度300米以下の低空空域を使用して航空路線を運行することになり、広州―マカオ間の空白域を埋めることになるとしている。
運賃等は未定だが、所要時間は45分程度を見込んでおり、地上アクセスを乗り次いで移動すると3時間程度であることから、一定程度の需要が見込めるのではないかとしている。
運営側では今回のケースが成功した場合、広州から香港、順特、東莞、陽江などへの直通ヘリ路線の開設も検討しており、事業の成否に注目が集まっている。
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