広西チワン族自治区の桂林両江国際空港が7月28日から世界51か国のパスポート保持者に対して72時間以内のノービザトランジット滞在を開放することになったと中国新聞網が伝えている。
桂林市公安局出入坂管理署によれば、7月28日より世界51か国のパスポート保持者に対して、桂林両江国際空港でトランジットをして第三国へ出国する場合において、72時間以内のノービザ滞在(査証免除)を認めるとことになったとのこと。
このノービザ滞在には第三国へ出国する為の予約済みチケットなどが必要で、専用窓口を経て入国する場合に適用されるとのことで、72時間以内に限り指定された範囲での観光行動が可能になるとしている。
桂林両江国際空港ではこのノービザ開放に併せて、シンガポールや韓国、ベトナムなどへの国際線の増加を図る予定になっていて、観光客増加に繋げたい模様だ。
今回のノービザトランジット開放は国内では北京、上海、広州、成都、重慶、瀋陽、大連、西安に次いで9番目の実施となるとのこと。
なお、日本・シンガポール・ブルネイの3か国のパスポート保持者は15日以内の観光目的のノービザ中国滞在が既に認められているので、この制度実施による大きな変化はないものとなっている。
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