雲南省の昆明長水国際空港で6月1日から72時間のノービザトランジット滞在が認められることになりそうだと和訊網が伝えている。
現在、中国国内では観光客誘致と空港機能強化を目的として、北京首都、上海浦東、広州白白雲、成都双流などの各国際空港で一部の外国人に対して72時間の域内入境が認められているが、この72時間ノービザ滞在政策が、昆明長水国際空港でも実施されることなりそうとのこと。
具体的には指定された国家のパスポート所持者が、昆明長水国際空港でトランジット(乗り継ぎ)を行う際に、第3国への出境航空券を予約済みの場合に限り、ビザの申請をすることなく、72時間以内の昆明周辺への滞在が認められるとのこと。
この間、これらの外国人は72時間の間であれば、ショッピングやレジャーなどを楽しむことが可能だとしている。
またこれとは別に雲南機場集団では雲南省への航空路線誘致のため、外国の虚空会社が雲南省内への路線を就航させた場合、燃油費にかかる税金を免除することになり、1トン当たり
1500元の税金が免除されることから、1機で10トンの航空燃料を補給した場合は15万元の節約に繋がりノービザトランジット政策と合わせて航空路線の誘致に効果があると期待されている。
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