広西チワン族自治区南寧市の南寧呉墟国際空港の新しい旅客ターミナルは今年2014年8月末に供用開始になる見込みだと人民網が伝えている。
南寧市によれば、南寧呉墟国際空港の今回の拡張工事では今のターミナルと滑走路を挟んで向かい合うような位置に18万平方米の新旅客ターミナルを設置し、そこへ50機分の駐機エプロン、さらに現在の滑走路の東側に平行でもう一本の3200米の滑走路が設けられる予定とのこと。
南寧呉墟国際空港はもともと全国の省都クラスの空港の中では最も規模の小さい空港で2.588万平方米旅客ターミナルと3200米の滑走路1本があるのみで、年間旅客キャパは250万人の規模しかなかったが、近年旅客数がどんどん増えており、2008年に旅客数が300万人を突破し現在では年間ン700万人に迫る規模となっているとのこと。
このため規模の拡大が急務となっており2010年から南寧呉墟国際空港の拡張プロジェクトが進められており、現在総額68.88億元が投資されて建設が行われている。
完成後は2020年までに年間の離発着枠13.76万回、旅客数1600万人、貨物取扱16.4万トンが見込まれているとしている。
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